2019年、2018年、2017年、2016年

2016/01/10

2019年(平成31年)3月。
 今年もあっという間に3月も中旬。
箱根往復大学駅伝のランナー達を沿道の脇で見送ったのも遠い昔の出来事だ。
2019年、平成最後の年。
昭和と平成の時代を生きて83年。

そして今を意識してるこの瞬間がまだ続いてる人生。
人生の成功も満開の桜も散って仕舞えば誰も見向きしない。


2018年(平成30年)
 今は6月、梅雨である。今年は地震が頻発している。
6月17日の日曜日は正午ごろ前橋市を中心に群馬県で震度5が。
そして今日18日の午前8時前に大阪市北部を中心に震度6の地震に見舞われ、新幹線も午後5時ごろには正常に戻った。
一方、モスクワ市ではワールドカップが始まって世界中が興奮し、NHKのゴールデンタイムも連日サッカー日本代表を詳細に報道している。
 日本はいつまた震度7以上の巨大地震に見舞われる危険性の中にいるのにだ。

先月の5月で一人暮らしも満4年が過ぎた。まさに光陰矢のごとしがピッタシ。
気楽な一人暮らしに順応してきた。表向きは同情的な周囲の目も無関心になっている。去る者は日々に疎し。

2017年はトリ年。(平成29年正月)

もう3月12日。
1年前に申年の夢を書いて以来420日以上が過ぎ去った。

100才を越えても心身ともに大きな変化をうけずに元気で生活を続けている人が増えた。人類の確かな進歩の証だ。

 2017年の正月は東京湾を真正面に望むインターコンチネンタル東京ベイホテルで迎えた。
海は鏡のような淡いブルー。
白黄金色に輝きを漂わせる青い波に差し込む放射状の光の帯。
初日の出だ。
白光の太陽がゆっくりと上昇していく。

そしてあッと言う間に太陽は膨張し黄金の丸い球体に変化した。
岸壁に立ち並ぶ屋根の上を上昇していくのを見ると新しい年が始まったのだと実感する。


(猿)年の初夢    平成28年元旦        

今年は申年。

猿年と書いたほうが今の自分にあっている。

何しろ一日中、朝起きてから寝るまで高崎山の猿さながらに動き回っているからだ。彼らは群れをなしてるけど、こっちは一人だ。


猿年は去る年でもある。

長年連れ添った家内が亡くなって1年8ヶ月。思い出は当分消えることはないだろう。心の底の休火山はときに噴煙をあげる。

2016年の正月3ケ日は東京タワーに近いホテルの高層階ですごした。

海の見える部屋ではなく東京タワーに向き合っていた。

 

 33階のレストランからはま近かに東京湾とレインボウブリッジの優雅な姿が見える。外は最新の超高層ビルが林立してる。
立体化したパノラマ的眺望の東京の街もなかなかの景観に変わりつつある。

 アメリカ製のTVドラマではニューヨークを舞台としたストーリーが多い。超高層ビルの一つ一つの俯瞰影像が眼前に現れては消えていく。
この迫力にならぶ都市はない。

 東京の都心もまだニューヨークには距離をあけられている。

この世界一のバックグラウンドこそ、TVドラマに真実みを付加し、人々を引きつける力だ。

しかし、あなたも、バーチャルなTVの世界より遥かにリアリティーな世界を身じかに体感できる。

ここ東京都心の高層ホテルで。

 窓から突き出たテラスに出てライトアツプされ光輝く夜空に伸びる東京タワーを見上げよう。
心ひかれる美女をぎゅっと抱きしめたまま熱い唇を重ねる時だ。
アドレナリンは体内を駆けぬけ、脳細胞は
βエンドルフィンで満たされる。

女の硬直した舌をしっかり絡めとる。
唾液が溢れ、そのままお互いの口腔深くに流し込む。

二つの唇はいつまでも離れない。
夜の闇の中に東京タワーの黄金の光を背景に時は止まり二人の身体は一つに溶け合って動かない。


 絶対的な孤独と向き合いながら苦しさと癒しの時間を生き続けて来たあなたの心はこの瞬間至福に満ちている。そして輝く星くずたちをちりばめた天空に吸い込まれていく。
こんな新年の夢はどう?


現実の世界に生き続ける宿命を背負った私たちは過ぎ去ったものをいつまでも追い求め続けられない。

人間として生物として我々は生命への執着と欲望から逃れられないから。 
そして求めるのはあくなき未知の明日だ。