俳句

2018/11/30

短歌;
ジジババと分類される年重さねすれ違う美女に一撃食らう
年末も新年もただ一人で飯を食うテレビも消えて暗き我が家
白髪の列を乱して駆けていくその先に微笑む美女軍団

俳句:

氷上の 滑る貴婦人 マチス見る

雪つもり バス停かすむ最後尾 また涙

じゃれ渡る 母と子の足 雪重ねつつ

公園に 集まりし子等と母 寒気飛ばす

大晦日 満員電車は ブラック

北風の 壊れしベンチに 帽子揺れ

金色の イチョウは日々 黒ずみて
 
暖冬の 落葉ずしりと 竹ほうき

落日に 黄金列にたつ 銀杏の枝

暖冬の 大気を吸いし 紅葉うごく

フェルメール 黒髪の長蛇 上野なれば

イブのネオン ラブリーナイトの 熱き唇(クチ)

クリスマス 男ひとりの ケーキ買い

干竿に 胴体着陸す 赤トンボ

晩秋の 空に溶け込む 白き月

園児らの 笑顔とともに 母走る

赤信号 指絡め待つ 子に落葉

公園に 降り注ぐ太陽 冬の影